魔王に敗北した勇者が拘束・監禁され、アンデッドと化した仲間のプリーストに搾精された。

                 声:小笠原 麦 佐月ユーリ 作:もちだ弁慶

この作品はフィクションであり、空想の物語です。
1章【プリースト=ローラ、手こきで搾精】より
《ペタペタ… 拘束された勇者の前で素足の足音が止まる》
お久しぶりでございます、勇者様。
私のことを、覚えていらっしゃいますか?
第69代魔皇帝討伐隊(まこうていとうばつたい)として、旅のお供をさせて頂きました、プリースト・ローラです。
《勇者 あぁ… アンデッドと化したローラを見る》
声はあの頃のまま、けれど見た目は違います…。
ですからあまり「まじまじ」とは、ご覧にならないでください。
今の私は、アンデッドなのですから…。
身体中つぎはぎだらけで、ところどころ筋肉や脂肪がもげていたり…内臓器官の一部にも、欠損があったりします。
けれどここで活動していくためには、これで充分なのです。
《勇者 ……》
そのようなお顔をなさらないでください。
勇者様が困惑されているお気持ちは、とてもよくわかります。
どうして私がこれほどまでに、平常でいられるのか。
私達をこんな目に遭わせた魔王軍や魔王…。魔族そのものを、憎んではいないのかと。
《勇者 ……》
私は一度死んで生まれ変わったこの第二の命を、魔族として生きてゆくことに、ためらいはないのです。
本当に不思議なことですが、人族であっても魔族であっても、与えられた運命(さだめ)をまっとうすることに意義があると…思い至ったのです。
私は今、魔王プエル様の子飼(こが)いです。
けれど同時に、あの日誓った勇者様への愛と尊敬の念をも、忘れたことはありません。
《勇者 ……》
ここにある500本のボトルすべに、不死のエレメントを注(そそ)げば…勇者様だけでも人大陸(ひとたいりく)へ戻ることができます。
私はともかく勇者様は「人間」です。
迷っている時間はありません。
始めましょう…。

《クプッ、グヂュルル…》
このドロドロとした液体は、魔大陸じゅうに広く使われている、スライム粘液です。
私の手で、やさしく柔らかく…シゴいて差し上げますね?
《クチュ、クチュ…》
まだ皮をかぶった小さなおちんちんの状態から、ゆっくりゆっくり…。
私の五本の指先が、勇者様の皮の中身を…丁寧に丁寧に、刺激してゆきます…。
ぬるぬるぬるぬる、ぬるぬるぬるぬる…。
だんだんおちんぽに芯ができたかのように、硬くなってきましたね?
元気がいいのは、あの頃と同じです。
プク〜っと膨れて、亀頭の輪郭が皮の外側から、わかるくらいになると…すこぉ〜しづつ、先っぽがぬるりと、はみ出してきます。
勇者様のここは、いつ見ても綺麗なピンク色ですね?
私の手でぬるぬるされて、もうすっかり勃起してしまいました。
そういえばタマのほうもお好きでしたね? んっ…。
《グニュ… 勇者の睾丸をやさしくにぎる》
久しぶりですので、なるべく柔らかく握りました。
この左右どちらとも心地よい感触…覚えていますよ?
ここを手の平で揉みしだくように…。
ぐにゅぐにゅぐにゅぐにゅ、ぐにゅぅ〜りぐにゅぅ〜り…。
揉みほぐれたら、片方のタマを一つづつ…右手で作った「指わっか」で、やさ〜しく引っ張ります。
右タマをぐにゅーん、左タマをぐにゅーん。
ぐにゅーん、ぐにゅーん、ぐにゅーん…。
手加減はどうですか? 勇者様。
痛くありませんか? あいかわらずとてもよい金玉をお持ちですね?
さわっているだけで、幸せな気持ちになります。
《勇者 うぅ…》
人間同士では種付けのために使う精子も、魔族では別の意味を持ちます。
とりわけ異界から召喚された勇者様の精子は、不死のエレメントと呼ばれ、メス型の魔人の生命力を活性化し、増強させるのです。
仲間は皆殺しにしても、魔族が勇者様を生かしておくのは、そのためです。
おしりの穴も少しなら、大丈夫でしたね?
確か「ゾンビ谷」を越える前の夜に、私に開拓させたのですから。
ふふっ。左手の中指をいれますよ? 勇者様。
んっ…。
《ぬぷっ、グヂュ…》
第一関節からゆっくりと、ぬぷぬぷぬぷぬぷ…。
勇者様の「秘め穴」が、思いのほか滑らかに…もう私の第二関節まで、呑み込んでいます…。
《グヂュ、グヂュ…》
さらに奥まで、根元(ねもと)までいきますよ?
んっ…。
《ぐぽっ、グヂュル…》
どうですか? 気持ち良さそうですね?
このまま「くの字」に指を曲げたり、回したりしますね?
んっ…ん…。
《ぎゅる、グヂュルヂュル…》

                             つづく